深固院祭り
〒899-3203 鹿児島県日置市日吉町吉利岩井田
平成5年より始まった深固院祭りは、元中3年(1386年)幽遠山深固院を開山した石屋(せきおく)和尚の法要をはじめ、地域おこしイベントとして地元自治会により毎年11月第3日曜日に開催されています。
その昔、たびかさなる飢饉の際、和尚が落穂を拾い集め、籾(もみ)を粉にして餅をつき、醤油をかけて焼き皆に食べさせたことが始まりとされています。県内でも有名なしんこ団子はこうして生まれたと伝えられています。
当日は扇尾保育園の子ども太鼓の披露や郷土芸能が奉納され、終日多くの人でにぎわいます。
妙円寺詣り
〒899-2502 鹿児島県日置市伊集院町徳重1786
時は1600年。天下分け目の戦いとして知られる関ヶ原の戦いの折、豊臣方として戦った島津勢は徳川方の敵中を突破し帰鹿を果たしました。鹿児島城下の武士たちは往時の苦難をしのび、いつからともなく妙円寺詣りとして参拝するようになりました。
当日は鎧冑に身を固めた勇壮な武者行列のほか、市内を代表する民俗芸能などが披露され県内各地から多くの人が訪れます。
美山陶遊館【陶芸体験】
〒899-2431 鹿児島県日置市 鹿児島県日置市東市来町美山1051番地
美山陶遊館は、“薩摩焼の里”に建設された自然に親しむための体験型レクリエーション施設です。
ここでは、気軽に薩摩焼の陶芸体験が楽しめます。陶工の指導を受けながらろくろ・手ひねりが体験でき、家族連れやグループ、女性に大変人気があります。
稲荷神社
〒899-2201 鹿児島県日置市東市来町湯田4008-イ
数ある稲荷神社の中で、鹿児島県では初めての「稲荷神社」。祭神は「稲の神・倉稲魂之命」・「道開きの神・猿田彦大神」、「学問や踊りの神・宮毘姫之命」です。
国の天然記念物・ヤッコソウの発生地としても有名です。
大祭は3月3日の御田植祭。鹿児島弁でおもしろおかしく行われる即興の「田演劇」に、会場は笑いで包まれます。
伊作太鼓踊り
〒899-3303 鹿児島県日置市吹上町湯之浦 南方神社ほか吹上地域内各所
応永13(1406)年、伊作島津家当主久義が田布施の二階堂氏を攻め、攻略した際に考案された踊りと伝えられています。花笠を被った美麗な衣装の中打、白装束に大きな矢旗を背負った平打が太鼓を打ち鳴らし勇壮に踊ります。毎年8月28日に南方神社に奉納し、その後2日かけて吹上の各地で披露します。
太鼓踊
899-3101 鹿児島県日置市日吉町日置諏訪
吉利では8月23日に南区・中区・北区が輪番制で、日置では諏訪と八幡が8月28日に南方神社を中心に踊りを奉納している。起源については慶長13年(1608)ごろとの説もあるが明らかではない。
せっぺとべ
〒899-3203 鹿児島県日置市日吉町
「せっぺとべ」は文禄4年(約400年前)から日吉地域に伝わる「お田植え祭り」です。若い衆が田の中で円陣を組み、酒を飲み、唄を歌いながら勢いよく飛び跳ねます。
この祭りは土をこねる足踏み耕の意味と害虫を踏み潰す意味があり、泥にまみれて今年一年の豊作を祈願します。当日は地域住民や子供会による棒踊り、虚無僧(こむそう)踊(おど)りなども奉納され、まちは終日活気にあふれます。
※「せっぺとべ」は「精一杯跳べ」の意味があります。
伊作田踊り
899-2203 鹿児島県日置市東市来町伊作田
江戸時代に始まったと伝えられえる。哀調を帯びた鉦に太鼓を交えた踊りである。伊作田道材の慰霊、豊作祈願等のために行なうとされている。現在では3年毎の8月中旬に、伊作田地区をあげて踊りつがれている。
大汝牟遅神社の流鏑馬
〒899-3301 鹿児島県日置市吹上町中原東宮内、大汝牟遅神社
天文7年(1538)12月29日伊作島津氏10代忠良(日新公)は、2回目の加世田城攻めに際し、祈願をかけ、この戦勝と長子貴久が鹿児島本家15代守 護の職責を果たすことが叶えられたときは、毎年流鏑馬を奉納することを誓って出陣しました。首尾よくその夜のうち に攻略できたので奉納するようになったと伝えられています。宮下、宮内両家による世襲制で行われてきましたが、近年後継者難のため保存会の人々によって行われています。
昭和56年3月27日県文化財指定。
湯之元馬頭観音馬踊り
〒899-2201 鹿児島県日置市東市来町湯田
湯之元温泉に春の訪れを告げる湯之元温泉馬頭観音馬踊り。 色鮮やかに着飾った鈴かけ馬と踊り連が太鼓・三味線・おはやしにのり、湯之元の温泉街を練り歩きます。
また、市道の一部では歩行者天国になり、木市などの出店で終日にぎわいます。毎年4月の第2日曜日に開催されています。 旧国道では、木市が開催され、色とりどりの花や苗木が並びます。
祭りの当日、湯之元温泉街は、終日大勢の人でにぎわいます。
伊勢神社棒踊り
〒899-2311 鹿児島県日置市東市来町養母
毎年5月第1日曜日、東市来町養母の荻集落にある伊勢神社で地域の青年たちが豊作を祈願し、白たすきにはちまき姿で六尺棒等を振りかざし、歌い踊り、奉納します。