※2024年の開催は、9月21日(土)・9月22日(日)に延期となりました。
伊作太鼓踊りは、日置市吹上町に伝わる民俗芸能で、県の無形民俗文化財に指定されています。6地区の保存会が毎年交代で担当し、8月28日に南方神社の大祭に奉納し、翌29日まで吹上地域内30か所以上で披露します。
踊りは、「平打ち(20人程)」と「中打ち(4人)」と「唄い手(数人)」で構成されます。「平打ち」は、白装束に草履を履き、竹を編んだ約2メートルの矢旗を高く掲げ、薩摩鶏の羽を背負い、胸に太鼓をつけて勇壮活発に踊ります。その総重量は約20キロと非常に重く、家族や地域住民が団扇で仰いだり水を渡したりと、一体となって踊りを支えます。平打ちの輪の中で踊る「中打ち」は、小中学生が担当し、2名が稚児姿、2名が女装姿となり、美しい花笠をかぶり華やかで可愛らしい姿で、かねや小太鼓を鳴らします。
伝統ある勇壮な踊りをぜひご覧ください。
応永13(1406)年、伊作島津家当主久義が田布施の二階堂氏を攻め、攻略した際に考案された踊りと伝えられています。花笠を被った美麗な衣装の中打、白装束に大きな矢旗を背負った平打が太鼓を打ち鳴らし勇壮に踊ります。毎年8月28日に南方神社に奉納し、その後2日かけて吹上の各地で披露します。
開催日 | 毎年 8月28・29日(※2024年は9月21日(土)・9月22日(日)に延期となりました) お問合せ先:日置市吹上支所教育振興課099-296-2124 |
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会場・場所 | 南方神社 |
住所 | 〒899-3303 鹿児島県日置市吹上町湯之浦 南方神社ほか吹上地域内各所 |