文化財・史跡

稲荷神社

〒899-2201 鹿児島県日置市東市来町湯田4008-イ

数ある稲荷神社の中で、鹿児島県では初めての「稲荷神社」。祭神は「稲の神・倉稲魂之命」・「道開きの神・猿田彦大神」、「学問や踊りの神・宮毘姫之命」です。 国の天然記念物・ヤッコソウの発生地としても有名です。 大祭は3月3日の御田植祭。鹿児島弁でおもしろおかしく行われる即興の「田演劇」に、会場は笑いで包まれます。

伊作太鼓踊
伊作太鼓踊り

〒899-3303 鹿児島県日置市吹上町湯之浦 南方神社ほか吹上地域内各所

応永13(1406)年、伊作島津家当主久義が田布施の二階堂氏を攻め、攻略した際に考案された踊りと伝えられています。花笠を被った美麗な衣装の中打、白装束に大きな矢旗を背負った平打が太鼓を打ち鳴らし勇壮に踊ります。毎年8月28日に南方神社に奉納し、その後2日かけて吹上の各地で披露します。

太鼓踊
太鼓踊

899-3101 鹿児島県日置市日吉町日置諏訪

吉利では8月23日に南区・中区・北区が輪番制で、日置では諏訪と八幡が8月28日に南方神社を中心に踊りを奉納している。起源については慶長13年(1608)ごろとの説もあるが明らかではない。

妙円寺詣り

〒899-2502 鹿児島県日置市伊集院町徳重1786

時は1600年。天下分け目の戦いとして知られる関ヶ原の戦いの折、豊臣方として戦った島津勢は徳川方の敵中を突破し帰鹿を果たしました。鹿児島城下の武士たちは往時の苦難をしのび、いつからともなく妙円寺詣りとして参拝するようになりました。 当日は鎧冑に身を固めた勇壮な武者行列のほか、市内を代表する民俗芸能などが披露され県内各地から多くの人が訪れます。

せっぺとべ

〒899-3203 鹿児島県日置市日吉町

「せっぺとべ」は文禄4年(約400年前)から日吉地域に伝わる「お田植え祭り」です。若い衆が田の中で円陣を組み、酒を飲み、唄を歌いながら勢いよく飛び跳ねます。 この祭りは土をこねる足踏み耕の意味と害虫を踏み潰す意味があり、泥にまみれて今年一年の豊作を祈願します。当日は地域住民や子供会による棒踊り、虚無僧(こむそう)踊(おど)りなども奉納され、まちは終日活気にあふれます。 ※「せっぺとべ」は「精一杯跳べ」の意味があります。

伊作田踊り
伊作田踊り

899-2203  鹿児島県日置市東市来町伊作田

江戸時代に始まったと伝えられえる。哀調を帯びた鉦に太鼓を交えた踊りである。伊作田道材の慰霊、豊作祈願等のために行なうとされている。現在では3年毎の8月中旬に、伊作田地区をあげて踊りつがれている。

湯之元馬頭観音馬踊り

〒899-2201 鹿児島県日置市東市来町湯田

湯之元温泉に春の訪れを告げる湯之元温泉馬頭観音馬踊り。 色鮮やかに着飾った鈴かけ馬と踊り連が太鼓・三味線・おはやしにのり、湯之元の温泉街を練り歩きます。 また、市道の一部では歩行者天国になり、木市などの出店で終日にぎわいます。毎年4月の第2日曜日に開催されています。 旧国道では、木市が開催され、色とりどりの花や苗木が並びます。 祭りの当日、湯之元温泉街は、終日大勢の人でにぎわいます。

伊勢神社棒踊り
伊勢神社棒踊り

〒899-2311  鹿児島県日置市東市来町養母

毎年5月第1日曜日、東市来町養母の荻集落にある伊勢神社で地域の青年たちが豊作を祈願し、白たすきにはちまき姿で六尺棒等を振りかざし、歌い踊り、奉納します。

城山公園(一宇治城跡)

〒899-2521 鹿児島県日置市伊集院町大田700

城山公園は中世山城の一宇治城跡であり、歴史的な重要性を考慮し、史跡公園的な計画のもとに、自然地形を最大限に利用しながら整備を実施しています。また、かたらいの広場(神明城跡)の展望台(地上16m)からは、市街地・東シナ海・桜島などの大パノラマが望めます。

舟こぎ祭り
舟こぎ祭り

〒899-3308 鹿児島県日置市吹上町田尻2761-イ

大汝牟遅命が宮内に下向されたとき、猿田彦命が海上を無事に小野湊まで送り届けたことに由来すると言われる「舟こぎ祭り」。航海安全から、五穀豊穣や家内 安全の祈願に転化した祭とされています。当日は40人余りの氏子や地域の人が円陣を組み、大小50隻の模型船を「エンヤオー」の掛け声とともに、波に揺ら れる船に見立てて三度回して隣の人へ。一周した船は航海を終えて、また宝殿へと納められます。

市来鶴丸城跡
市来鶴丸城跡

〒899-2202 鹿児島県日置市東市来町長里361-1

市来院を領有していた市来氏が築いた、標高約100m、周囲約3kmの山城である。南北朝時代から戦国時代にかけて、たびたび戦いが行なわれた。宣教師のザビエルやアルメイダが訪れ布教した。

亀丸城跡

〒899-3301 鹿児島県日置市吹上町中原

伊作島津氏の本拠地であった伊作城の本丸である。県内でも屈指の巨大な山城である。伊作島津氏10代忠良、関ヶ原の戦いで知られる義弘、その兄弟の義久・歳久・家久の生誕地であり、築城の技術からも貴重である。

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