大汝牟遅神社

 創建は不明ですがニニギノミコトが霧島に降臨した後、しばらく宮居されたと言われる場所。室町時代には地元を支配していた島津氏分家の一つ・伊作家の尊崇を集めた神社。

 明るい赤塗りと彫刻の美しい宮で、古事記に記されている貝のモニュメントもあり、毎年元旦に吹上浜の砂を盛った貝をお供えする。500年の歴史がある流鏑馬も毎年11月23日に行われている。境内には、樹齢千年以上、幹回り約14mの立派な御神木の他、オットゲ石、夫婦銀杏、子産み石、縁結の榊、福を授けるフクロウなど、さまざまなパワーアイテムが境内にある。また参道にある「千本楠」とよばれる楠木群も必見です。

■大汝牟遅神社の流鏑馬
 伊作島津氏10代忠良(日新公)は、加世田城を攻めるのに際して、この戦勝がかなえられた時は、毎年、流鏑馬を奉納することを祈願した。天文7年(1538)12月29日に出陣し、勝利したので、奉納するようになったと伝えられている。

 

名称大汝牟遅神社(オオナムチジンジャ)
住所〒899-3301 鹿児島県日置市吹上町中原東宮内2263
お問い合せ099-296-5950(大汝牟遅神社)
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