徳重神社
〒899-2502 鹿児島県日置市伊集院町徳重1786
徳重にある祭神は、「精矛厳建男命(くわしほこいつたけおのみこと)=島津義弘公」です。廃仏毀釈により菩提寺妙円寺が壊され、明治4年、妙円寺の本堂を神殿として建てられました。義弘公は妙円寺を自分の菩提寺として定め、仏師に彫刻させた自分の像を妙円寺に納めました。境内はそのままであり、木造は御神体として安置されています。なお、義弘公が関ヶ原の戦いで苦戦し、敵の中を突破した勇気をしのぶ「妙円寺詣り」は、今も盛んに受け継がれています。