日吉エリア

史跡や寺跡が残っており、歴史を感じる数多くのスポットが日吉町にはあります。
武将になれるまちとして戦国期の軍議場をイメージしている、よしとし軍議場では戦国体験もできます。
日本三大砂丘に数えられる吹上浜沿いを縦断する吹上浜サイクリングロードは歴史ある名所をめぐりながらサイクリングを楽しめます。
歴史を体験できる日吉町に、ぜひお越しください。

小松帯刀
小松帯刀

幻の宰相と呼ばれる小松帯刀。それは彼が類稀なる才能と手腕を幕末の混乱期に家老として発揮しながらも、明治三年(1870年)に若くして亡くなったことを惜しんでのことである。 小松は天保六年(1835年)、喜入(現鹿児島市)領主の肝付兼善の三男として生まれ、政情不安定な幕末維新期に生き、活躍する。 のちに吉利(現日置市)領主であった小松家の養子となり、小松帯刀清兼と改名した。島津斉彬のもとでは火消隊長などになっている。斉彬の死後の文久元年(1861年)には側役に昇進して、大久保利通を重用するなどしながら島津久光・忠義を補佐した。文九二年(1862年)からは家老として、倒幕に向けて薩長同盟や王政復古、そして明治維新に尽力した。維新後は参与として版籍奉還を画策するなど、これからを期待される人材であったが、明治三年(1870年)に病気のため、36歳の若さで亡くなった。

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