日置市日吉町吉利地域では平成9年から水田を活用した転作で大豆の生産に取り組み、現在では、集落営農組織「農事組合法人キタカタ」が約10haの作付をしています。また、日吉加工グループがその大豆を豆腐や味噌に加工し、日置市日吉町内の物産館等で販売しています。

そこで、日吉加工グループでは、大豆等の日置市産農林水産物を生かした新商品開発に取り組み、大豆を使った豆乳・味噌味、吹上浜の海水からできた「渚の甘塩」を使った塩味、江口浜産の天日干しいりこを使った醤油味のなべスープを販売しています。

商品開発に当たっては、地元食品関連企業から食材の提供や食品分析作業を、地元伊集院高校書道部からパッケージデザインの協力をいただき『日置市産』をたっぷり詰め込んでいます。