伊集院まんじゅう

伊集院まんじゅう

伊集院まんじゅう

伊集院は島津義弘公と縁が深いまちです。JR伊集院駅の近くの徳重神社は島津義弘公を祀ってあり、鹿児島三大行事の一つ妙円寺詣りは鹿児島市をはじめ近隣在郷から歩いて詣でる参拝者でにぎわいます。 伊集院まんじゅうは、直径3cmほどで中に白い餡が入っており、島津家の家紋、丸に十の字の形をしています。皮は白が定番ですが、きな粉入りやヨモギ入りといった色とりどりの饅頭も販売されています。
この伊集院名物が誕生したのは大正二年。旧国鉄の鹿児島~東市来間が開通したときに販売が始まったようです。以前は駅のホームで売り子さんが伊集院まんじゅうを売っていました。 関ヶ原の戦いで敵中突破を敢行した島津勢の威徳をしのぶ妙円寺詣りは、武の国薩摩らしい行事です。ぜひ一度は遠行に参加して伊集院のまちで伊集院まんじゅうを味わってみてはいかがでしょうか。
JR伊集院駅前にある島津義弘公銅像。

JR伊集院駅前にある島津義弘公銅像。

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