日置市は、幕末・維新の西郷隆盛や薩摩藩の歴史と文化が息づく街であり、
重要な史跡やゆかりの物が多く残っております。
観光協会を訪れるお客様の中にも「短時間で見て回れる史跡はありますか?」
とご質問される方がいらっしゃいます。
今回は、観光協会から徒歩圏内・自転車で行ける範囲を
いくつかご紹介させて頂き、史跡巡りの参考にして頂きたいと思います💕
①徳重神社
明治2年(1869年)に廃仏毀釈により破壊された妙円寺の跡地に、 島津義弘公を祭神として建立され、毎年10月末には「妙円寺詣り」が行われる
②妙円寺
元中7年(1390年)長門の守護職大内義弘公の後援により、石屋真梁が開山
廃仏毀釈の後、明治13年(1880年)に現在地に再建される
③平野國臣歌碑
平野國臣は福岡黒田藩の幕末の志士 万延元年(1860年)入薩の際、
薩摩が討幕へ向かわない事を嘆いた歌
「我が胸の 燃ゆる思ひに くらふれば 烟はうすし 桜島山」
④本田兄弟の墓碑
戊辰の役で戦死した本田兄弟の墓碑
兄弟の父と交流があり、兄弟を可愛がっていた西郷隆盛が、鹿児島から
石工を連れてきて明治2年(1869年)に建立した
碑面には西郷直筆の追悼文が刻まれている
⑤有馬新七生誕地の碑
文政8年(1825年)伊集院の坂木家に生まれる
薩摩の尊皇攘夷運動の中心的な志士として活躍する
⑥有馬新七の墓碑
文久2年(1862年) 「寺田屋の変」により死去
昭和47年(1972年)鹿児島の南林寺墓地から当地へ移される
⑦地頭仮屋門
藩政時代の伊集院郷地頭仮屋は現在の伊集院小学校敷地内にあり、その表門
が地頭仮屋門である
⑧雪窓院跡
雪窓院は島津貴久公の妻で、入来院重聡の娘。
義久公・義弘公・歳久公の生母の菩提寺「雪窓院」跡地
⑨えびす神社
江戸時代の商人町である「野町」の守り神であり、商売繁盛の神様として
建てられる。町通りで合計48軒の商家が置かれ、米屋・魚屋・油屋等があり
油屋は旅人宿を兼ねていた
⑩永平橋記念碑
嘉永4年(1851年)竣工した石造りの眼鏡橋の記念碑
記念碑の文字は西郷隆盛の書と伝えられている
上記にあげたところは、日置市観光協会より徒歩圏内でも行ける範囲ですが、
(健脚な方)私共では、電動自転車の貸し出しも行っておりますので、
そちらをご利用されてもいいですね🚴
他にも見て頂きたい史跡はございますが、夏休みの自由学習・自由研究や
ウオーキングがてら、史跡巡りをされるモデルコースとしてご参考にして頂ければ・・
と思っております!
※現在、協会では電動自転車2台・普通自転車1台を保有しております。
(電動/¥600 普通/¥300) 台数に限りがございますので、ご利用の際は
事前のご予約をおすすめ致します
🌟お問い合わせ先(レンタル自転車)
日置市観光協会
住所:日置市伊集院町徳重285番地12
電話番号:099-248-7380